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イチオシ作品紹介:『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス(FFTA)』

『ゲームが楽しいのは終わりがあるからよ。でも、
  それを終わらせたくないと思うのはまた別の話だわ』


こんにちは。まるとです。少々間が空きました。
突然ですが、当会は仮にも『現代視覚メディア研究会』なんですよね。
『オタクがだべる会』とかじゃないんです。いえ、実態としては否定しきれないのですが。楽しいサークルです。
そこでですよ。
『イチオシの作品の魅力を文章化』するとかちょっと研究会っぽくないですか。研究ではない気がしますね。

という訳で記念すべき第一回は、私の趣味を最優先してこちらになります! 
『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』
……アニメじゃなくてゲームですまない、本当にすまない。
でも本当に大好きなんですよ。海外版も購入しちゃうくらいには。
ビデオゲームは視覚効果も少なからず用いますし、視覚メディアではあるんじゃないでしょうか? どうでしょうか。

作品名で全くピンと来ない人も多いと思いますが、実はこのゲーム、ある有名なキャラクターの出典なのです。
あの『曲芸士』はこのゲーム初出のキャラクター(ジョブ)です。
ぶっ壊れではないですが、本作品でもたいへん有用です。
……正直に申し上げまして非パズドラプレイヤーなんで、ネタにしていいのかちょっと戦々恐々ですね。

それでは追記からどうぞ。割と長文です。これオススメする記事なのに逆に引かれるんじゃないですかね……。

さて、このゲーム。タイトルで察した方もいらっしゃるでしょうが、GBAのソフトです。
現在はWiiUのバーチャルコンソールとしても販売されています。おひとついかがですか、イカの方とか。
発売2003年2月14日。なかなか古いですね。具体的には、当時はまだスクウェアがスクエニじゃなかった程度には。
別作品と比較するなら、ポケモンのルビー・サファイアの約3か月後に発売されました。
リメイクに際し『あれから12年』という割と大学生辺りにぐっさり来る印象的な広告を打っていた、あちらとほぼ同期ということです。
自分がプレイしたのは、発売直後ではなく2、3年経ったくらいの時期だったと思います。正確には覚えてないです。

しかしながらこちら、今流行りのジャンルっぽい要素を持っています。
ものすごく端的にあらすじを申し上げるなら、
『少年少女がゲームの世界に迷い込む話』
です。割と最近のトレンドっぽくないですか。異世界生活ですよ。
この導入は、むしろ今だからこそ取っ付きやすいものではないかと思います。
当時そういう作品が無かった、ということは無いにしろ今ほど流行ってはいなかったんじゃないでしょうか。
認識が誤ってたらごめんなさい。
ともかくいいですよね、異世界。
それなりに苦労もありそうですけど、クソゲーな現実世界よりはこう何か隠された才能的なものとかにも目覚めそうです。

この作品のメインキャラたる四人の少年少女も、異世界で自分が望んだものを手に入れます。
『現実』の彼らは。それぞれコンプレックスやそれに類するような鬱屈としたものを抱え込んでいたのです。
それは例えば、自分を『いじめ』る者の存在。周囲と異なる身体的特徴。恵まれない自己の境遇。
そんな、プレイヤーとなる人間にだって、覚えがあってもおかしくも珍しくもない現実への不満を。
迷い込んだゲームの世界では、全てから解放され。自分は自分が望んだ姿になっている。
……でも、この世界は本物なのか? 戻るべきなんじゃ、戻ろうとするべきじゃないのか? ――戻りたくない。
そこに生まれる葛藤と、考えが異なる相手との対立。それこそがこの作品のストーリーの核になります。
見た目は明るい雰囲気ながらも、中身は仄暗い。でも読後感は少し切なさを残しながらも爽やか。
そういったところが魅力のシナリオですね。

さて、シナリオ的にはそこから戻ることが目的になっている「異世界イヴァリース」。
これがまぁ、なんと魅力的な世界か。やっぱ元の世界とか戻らなくてええんとちゃう?
「クラン」と呼ばれる冒険者の集団がモンスター退治やお宝やらの噂の調査etcで活躍している世界。
主人公も一つのクランに所属し、元の世界へ戻る手がかりを探したり、普通にエンジョイしちゃったりします。
ファンタジーな世界ということで人間はもちろん、いわゆる亜人もバッチリ取り揃えております。
人間族は普通に人間ですが、最も多様なアビリティを習得出来る万能選手。
トカゲ(本来は禁句)のような容貌をした、屈強な肉体を持つバンガ族。
ネズミに近い小柄な体と、特徴的な語尾が可愛らしい、トリッキーなモーグリ族。あ、曲芸士はこいつらです。
穏やかな雰囲気と高い知力を持ち、魔法に長けたムーミン耳の垂れた犬のようなン・モゥ族。
俊敏な動きを得意とする、みんな大好きウサ耳お姉さまヴィエラ族。
これら5種族を好きなように集めて、好きなように育成出来るんですよ! しかも主人公(人間)含め24人も!
もちろん、ジョブ(職業)やアビリティ(技)は多様なものが揃っております。
最強の組み合わせを追求するもよし。イメージ重視のロールプレイ的組み合わせもよし。
さらに、彼らと彼らが生きる世界を描くのは繊細なドット絵と可愛い画風のキャラデザ! 彩るのは名曲の数々! 
完璧じゃないですかね? これは優勝。
ちなみに自分は最強キャラ育成より、いろんな組み合わせ考えてロールプレイするのがどっちかというと好きです。
こいつは魔法剣士でー、こいつは重戦士系、こいつは一芸特化のピーキー枠みたいなー? って感じで。
それが出来るだけのジョプ・アビリティ、それらの組み合わせの数はあるって訳ですよ。
自分は何周もしちゃってますが、その要因としてシナリオはもちろん、そういう方面でのワクワク感もかなり大きいです。

もちろんキャラクターとその描写も魅力的でですね。
現実への不満とそこからの逃避というある種普遍的なテーマを扱い、かつメインとなるのが少年少女である為か、
キャラクターが悩み、成長する姿が分かりやすいんですね。
成長というのはキャラクターの魅力を引き出す要素としては大きいものと言ってよいと思うのです。
キャラの成長が物語に絶対不可欠とは言いませんが、このゲームのようなシナリオでは重要ですし、そこをきっちり抑えているのでいいぞ。
要所要所で主人公視点以外でのシーンもばっちり差し込まれる=いわゆる心理描写がちゃんとあるので、それぞれ思い悩む少年少女に感情移入することしきりです。
あと俗な話というか、白髪少女好きはこのゲームはマストだと思うんですよ。最高に尊い『白髪』がそこにある。
これは本当にマジです。みんな少なからず好きでしょ白っぽい娘。じゃあやりましょうよーFFTA。
他のFF作品をプレイした方にしか通じない言い回しですが、この作品の「シド」もめっちゃ良いキャラしてますね。
ある種の王道を行き、それでいて決して陳腐でない素晴らしいおっさんキャラクターです。
……その他個別のキャラについては……もうプレイして貰うしかない感はありますね……。ネタバレしないと語れない。


SRPGとして見ると、システムややり込みが気になるところでしょうか。
まずバトルシステム。
これは、その……。控えめにいって賛否両論です。
個人的には総評としては結構好きなシステムをしているのですが。
基本はマスにキャラを配置して動かす、恐らくSRPGとしては普遍的なもの。「マスゲー」という言い方もされますかね。
本作独特の要素として作中で『ロウ』と呼ばれるものがありまして、これが本作のシステム面での賛否両論点。
『ロウ』というのは大雑把に言えば「してはいけない行動の指定」。指定はゲーム内時間で日替わりです。
これは敵味方問わず適用され、破ればペナルティがあります。やめてください、面倒そうとか言わないでください!
上手く使えば敵だけを縛ったり、ロウを破らないよう色々な戦術を試したりする楽しみがあるんですよ!

そしてやり込み要素。
前述の通り、多様なジョブやアビリティが存在するため、やはりそれを全部習得する……となれば相応の「やり込み」が必要になります。
そんなことをせずとも攻略は十分可能ですが、やり込み要素としては欠かせない部分としてばっちり備えています。
極めることを目標としなくとも、ちくちく育成していく楽しみというのはありますしね。
前述したようにロールプレイ的な育成も可能ですし、愛着を持ったキャラの育成そのものが楽しい、という方にとっては
ひときわ秀逸なゲームと言っていいのではないでしょうか。言いたい。
最高24人ほどの保有が可能ということで、かなり細かく配役などをしても十分な枠があります。
他にも例えば、ウサ耳お姉さまが大好きならヴィエラ族だらけのクランを作るといったプレイも面白いかもしれませんね。

その他、ストーリークエスト含め300ほど存在する『クエスト』は本作のやり込み要素の最たるものですかね。
バトルを介さないものも多いのですが、依頼文がなかなかきっちりしていて世界観の掘り下げにも一役買っています。
結果的に冒険感を強く感じることができ、RPGとしてのモチベーションの維持としては勿論、「楽しい異世界生活」という感覚が強くなりメインシナリオにも深みが出てくるのです。
クエストにはクエストアイテムという専用のアイテムを使用することがあるのですが、このクエストアイテムの入手手段もクエストです。
つまり、わらしべ的な部分もあり、結構そのわらしべ感が楽しかったりします。実はちょっと気を付けないと詰みもあるけど

装備品によってアビリティを覚えるというシステムの関係もあって、装備品も種類が多いです。もちろんレア装備も数多く。
これらの入手手段として主要なものも上記のクエストですね。
この辺りの要素から、少しずつ空きを埋めていく快感や、あっちが立てばこっちが立つ構造が出来ています。
コンプリート系のやり込みを好む方にはなかなかやり応えがあるのではないでしょうか。
……ただアレなんですよ。オススメする記事で言いたくはないのですが、コンプリートプレイを「事前知識なし・一周目」で達成するのは困難です。
「コンプリートしたいなら、やってはいけないこと」が割と多数ありまして……。
よって、収集的要素に関しては一周目から攻略サイトを見るのも視野だと思います。
実はこの点に関しては、2chのスレにおけるテンプレとされているものがネタバレも少なく優良です。

ちなみに通信機能があるんですけど、まぁ気にしないでいいんじゃないですかね。
やったらやったで楽しいんじゃないかと思いますけど、このご時世にGBAのソフトで通信って難易度高すぎますし。
ソフトとハードを二つ(以上)ずつ用意するって手もありますけどね。ポケモントレーナーなんかがよくやってるやつ。

スタッフ面から言うとこれまた今をときめくスタッフさんが関っていたりするんですよ。
内容と直結する訳ではない部分ですが、こういう所からも興味を持って頂ければと。
分かりやすいのはBGMでしょうか。
『艦これ』でほとんどのBGMを担当する大越香里さんが、数曲ではありますが作曲しています。
数こそ少ないものの、どれも要所で使われる印象深いものです。
音楽に詳しくないので、専門的なことは言えないんですけど、どことなーく雰囲気が似ている感あるので『艦これ』のBGMが好きだという方はすんなり気に入るのではないでしょうか。
順番は逆ですが、自分がそんな感じです。あちらの新BGMは毎度楽しみにしております。
ちなみに、『パズドラ』のCDコラボにて、大越さん作曲BGMの一つである『荒野のむこう』(のアレンジ曲)が戦闘曲に採用されたと聞き及んでいます。
パズドラのプレイヤーさんの中には「アレか」と思う方もいるんじゃないでしょうか。居るといいな。
そのパズドラとのコラボでキャラクターイラストを描いていたのが、『FFTA』のキャラクターデザイン伊藤龍馬さんですね。
自分はこの方の暖かみのある絵が好きです。貧困語彙。

そして、『FFTA』ではアートディレクターという形での参加ですので、イラストとしてはゲーム内外で多くは確認できないのですが、
『グランブルーファンタジー』のキャラクターデザイン皆葉英夫さん。
もし、氏の熱心なファンだというのであれば『FFTA』を手に取ってみてもいいの……かな……?
ゲーム内全体の視覚的な雰囲気作りが氏の主導によるもの、ということになりますね。
ちなみに自分は非グラブルプレイヤーです。

ところで、アドバンスじゃない『ファイナルファンタジータクティクス』もあるのか? と思った方も居るかもしれませんね。
はい。あります。むしろ、世間的にはそちらの方が有名な作品と言ってよいと思います。
一応は前作に当たる訳ですが、直接的な関係はございませんし、間接的な関係も小さいです。
ので予備知識を目的にプレイする必要はありません。
どちらも大好きなゲームですので、オススメはしますけどね。ただ、この二作を比較すると、めっちゃシナリオの雰囲気が違うとは言っておきます。
同じノリは期待しないでください。良し悪しでなくて。これはお願いしたいところですね。
結果として好き嫌いが出るならそれはしゃーないんですけどね。
もし、「そういやPS(P)のFFT(獅子戦争)はやったことあるけど、GBAで出てたなんて知らんかったわー」って人が居たら、それをご承知頂けますと幸いです。
その上で、興味を持ってプレイしてくれるととっても嬉しい。

次回作にあたる『FFTA2』含めて、いずれは記事に……する……かも?
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だからどうという訳でもないですが、ちゃんと大学に届出して受理されたサークルです。
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